雨の音

2021年4月29日

降りしきる雨の音を聞きながら、ここ数日あまりの忙しさに開くことが出来なかったパソコンの前で、昔のブログ記事なんか読んでみたりしながら、何書きたかったんだっけ…と思考停止(笑)

あまりにも毎日の情報量が多いから、ニュースを追うだけで時間が過ぎていく。

そして今は、野菜畑と牧草畑と田んぼの準備と全部が重なって一年で一番忙しい時期。私はあちこち痛めた体を悲しみながら、マイペースにしか動かないので、旦那がどれだけ仕事の段取りでイラついていても他人事、農家の嫁としてはかなり使えないのは承知してます。

牛の乳を搾りながら、時々思い出してはイラつくことがあるので、軽く書いておこうかな。

八方美人を自負する(誰とでも、同じ温度で付き合いたいと思っている!)私が、どうしても穏やかに話すことが出来ない人、もう20年以上前から付き合いのある35歳ぐらい年上のおじさんのこと。

その人はことあるごとに「若い人に期待してる」と言いながら、一緒に仕事してみたら、若者の意見なんか聞きやしない。しまいには「私の長年の経験から言わせてもらうと」って、こっちの意見を封じ込め・・・おかげで私の心の中はちゃぶ台ひっくり返す勢いでした。それでも、冷静に気持ちを伝えるためにメールしてみたり、電話してみたり、私なりにアプローチを尽くしてみましたが、直接会ったときに肩をポンポンたたかれて、「まあ、そんなに気にしないで」の一言。完全に頭の中で何かが切れる音が聞こえました。その後の会議中の私の態度は、毎回怒りに震えるのを抑えつつ、半分諦めモードだったように思います。結局その仕事はおじさんの思惑の強く出た結果となり、そしてその仕事の進行過程で優秀な人材が現場から離れて行って、私は指をくわえて見ているだけ…思い出すたびに気分が悪くなるのです。

これ、教会の中の話ですが、おかげで宗教って何だ、世代交代ってなんだ、って考えることが出来るので、100万歩譲っていい経験だと思ってます。

私たち、今40代の世代は、戦後の日本を盛り上げてきた70~80代を親に持ち、がむしゃらに働く親たちを見ながら、自分たちの歩み方を模索してきたものの、元気すぎる先代たちにスムーズな世代交代をしてもらうことが出来ず、気付けば世の中をリードするのは既に次の世代、という立場の人が多いのではないかと私は勝手に考えています。私個人のことで言えば、表に立つよりも後ろで待機していてフォローする方が得意なので、構造としては悪くないのですが。

「まずは知ることから」というフレーズで、様々な問題の勉強会をしていると、あまりにも多い諸問題の勉強だけで終わってしまって、結局問題解決の行動に繋がっていないということがあるように感じていたので、最近は若い世代を育成しているアースウォーカーズや、普通の人が普通におかしいことに声をあげることが出来る仕組みづくりをしているCall4の活動に注目しています。

アースウォーカーズHP

=TOP=(index.html) of EarthWalkers

Call4 HP

CALL4

17歳

2021年4月18日

姉の家の子が17歳の誕生日を迎えた事を知って、少し感傷に浸っていた。

私の母は私が18歳になる1ヶ月と少し前に天国へ旅立ってしまったから。高校3年生の秋。

いま私の息子は今年9歳。あと、10年も無い。

私は全寮制の高校に通っていたし、母と話す機会は充分あったとはとても言えない。対等の立場で、もっと色んなことを話してみたかった。

だからせめて息子とは、出来るだけ対等に話すようにしている。出来るだけ素直に、親子という関係よりも、友達に近い感覚で…

時々は、親として、大人として、しっかりしなきゃ!って自分を揺さぶる時もあるけど!

息子には、15歳になればもう大人の仲間入りだって教えてたりもする。1人でも生きていけるようになって欲しい。こんな母でごめん、精一杯のサポートはするよ。